年代
16〜17世紀
  技法
箔絵
密陀絵

  潤塗花鳥箔絵密陀絵丸形食籠  
 
うるぬりかちょうはくえみつだえまるがたじきろう
 
 
■高さ28.7cm ■径27.9cm
 
 

潤塗花鳥箔絵密陀絵丸形食籠
 
     
 

円形、印籠蓋造りの二段重ねの食籠。甲が一段高く、肩と尻に丸みを取り、高台を付す。蓋鬘と口縁に玉緑を廻らし金箔を押す。表は朱漆塗りに箔粉を蒔き、その上から透漆をかける。内側は朱漆塗り、各段の底は黒漆塗り。密陀絵で、甲には梅と椿に鳥・蝶を配し、側面には椿と金木犀に鳥を描く。文様の輪郭線は箔絵で表す。格調高く、優美な作品である。

 
     
 
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